北野天満宮の七不思議
北野天満宮には昔から伝わる七不思議の史跡がある。
この七不思議とは、霊異的あるいは不可解な現象や奇跡を言うのではなく、神秘的で信仰の対象になっていることを言う。
星欠けの三光門
御本殿前の中門は「月・日・星」の彫刻があるため三光門と呼ばれるが、一説にこの彫刻は「月・日」はあるが、「星」はないと言われる。
これは平安京造営当初の大内裏が千本丸田町にあったため、旧大極殿が北野天満宮の南方位に位置し、帝が天満宮を遥拝(離れたところから神様を拝むこと)される際に、この三光門の真上に北極星が輝いていたので、星は刻まれていないのだと伝えられる。
昼間に城南宮から飛んできた三光鳥はここでは「月・日・ホイホイホイ」と鳴くのだろうか?
三光門の脇に立っていた案内板。
日光東照宮との関連について、かなり踏み込んだ内容になっているのに驚かされる。
「七不思議」残りの5つの不思議は次の通りだ。
影向松
筋違いの本殿
大黒天の燈籠
裏の社
天狗山
ご興味のある方は「北野天満宮七不思議」のWebサイトを参考に。
http://kitanotenmangu.or.jp/kitano_school/nanafushigi