平安の庭では「曲水の宴」の準備でスタッフが忙しそうに働いていた。


神苑・楽水苑庭園

 

神苑・楽水苑庭園は五つの庭から構成され、可憐な草木に自然を慈しむ日本の心を感じながら、様々な庭園美を楽しむことが出来る。

 

「春の山」 平安時代後期に城南宮の周囲に築かれた離宮の築山で、枝垂れ梅や椿に彩られる。

「平安の庭」 平安貴族の邸宅の庭に倣って作られ、青々とした苔と、池の水面に映える紅葉が美しい。

「室町の庭」 庭園史上黄金時代を迎えた室町時代の庭園様式で築かれ、お茶席では、庭を眺めながらお菓子とお抹茶を味わうことができる。

「桃山の庭」 豪壮な桃山時代の気風に溢れた広々とした庭園。奥の刈込が山並みを表し、芝生の海には島が点在し、右端の松は船の形になっている。

「城南離宮の庭」 平安時代後期に院政の拠点として築かれた城南離宮の風景を枯山水で表す。玉砂利が大池を、点在する石組みは御殿を表す。


春の山。桜も散って、のどかな築山風景だ。


春の小川と大きな燈籠。


「曲水の宴」会場の座席(長椅子)に置いてあった白い紙。


室町の庭。藤棚とつつじが美しい。

 

 

桃山の庭。船の形の五葉松とつつじ。



桃山の庭のつつじ。


ここから「鳥羽の藤」。120メートル続く紫のトンネルだ。



人の顔を正面から撮らないように、苦労した。うまい具合に藤が顔を隠してくれる。


新緑に紅葉が美しい。一年中紅葉する品種なのだろう。


芝桜も綺麗に咲いている。


 

 

2015429日は「平安の庭」で「曲水の宴」が催される日で、朝から並んでいた10人くらいが1030分に着席した。14時開演なので3時間30分座っているわけで、ご苦労さん。城南宮を代表するイベントだけあって、開園時間間際には立ち見で大混雑になるそうだ。

 

昨年10月14日には「神苑・楽水苑」には立ち寄らなかったので今回初めて庭園を観賞する機会を得た。年に2回(4月29日、11月3日)庭園の無料公開日になる。

 

前日28日には鳥羽水環境保全センターで「藤祭」があったのでそちらも併せて写真を掲載する。「鳥羽の藤」として有名だが、例年4日間(42528日)だけの一般公開となる。蹴上浄水場のイベント「蹴上のつつじ」も4日間(536日)だけの一般公開なので、お役所らしく歩調を揃えているのだろう。

 

  

大きなトカゲが日向ぼっこ。まったく動ずる素振りがない。


平安の庭に入ると、大きな池がある。「曲水の宴」の水源。


「曲水の宴」会場準備が整って、誰もいない。

 

室町の庭。お茶室(楽水軒)では巫女さんが御茶をたてていた。


お茶室(楽水軒)での様子。お茶室から北を見ると「室町の庭」で南を見ると「桃山の庭」になる。


城南離宮の枯山水。


4月25~28日の期間中のみ、近鉄竹田駅から100円バス運行。大勢の人が訪れた割には歩きやすかった。


広場の藤棚の下は、食事スペースになっていて家族連れがお弁当を広げていた。


下水処理施設を「水環境保全センター」と言うらしい。


再生水を利用して、庭園が造られていた。立派な雪見灯籠。