北野天満宮の七不思議


北野天満宮には昔から伝わる七不思議の史跡がある。

この七不思議とは、霊異的あるいは不可解な現象や奇跡を言うのではなく、神秘的で信仰の対象になっていることを言う。

 

星欠けの三光門

 

御本殿前の中門は「月・日・星」の彫刻があるため三光門と呼ばれるが、一説にこの彫刻は「月・日」はあるが、「星」はないと言われる。

これは平安京造営当初の大内裏が千本丸田町にあったため、旧大極殿が北野天満宮の南方位に位置し、帝が天満宮を遥拝(離れたところから神様を拝むこと)される際に、この三光門の真上に北極星が輝いていたので、星は刻まれていないのだと伝えられる。

昼間に城南宮から飛んできた三光鳥はここでは「月・日・ホイホイホイ」と鳴くのだろうか?

 


三光門の脇に立っていた案内板。

日光東照宮との関連について、かなり踏み込んだ内容になっているのに驚かされる。


「七不思議」残りの5つの不思議は次の通りだ。

 

影向松

筋違いの本殿

大黒天の燈籠

裏の社

天狗山

 

ご興味のある方は「北野天満宮七不思議」のWebサイトを参考に。

http://kitanotenmangu.or.jp/kitano_school/nanafushigi


 

 

 

菅原道真公(天神様)は承和12年(845625日のご誕生であるが、この年は「丑歳」に当たり、かつ菅公の伝説には牛にまつわる話が数多く存在するとともに、牛にまつわる縁起が多く伝えられ、牛は天神様の神使(お使い)となっている。

 

大宰府で亡くなった菅原道真公のご遺骸をお運びする途中、車を引く牛が座り込んで動かなくなったため、近くの寺院「安楽寺」にご遺骸を埋葬したのだが、この故事により境内各所にある神牛の像は臥牛の姿となっている。

 

 

 

黒い牛が多い中でひときわ異彩を放っていた臥牛。


北野天満宮には当然ながら、紅梅もある。