京都国立博物館「西の庭」の紅梅。後ろに見えているのは国宝「金銅八角燈籠」の複製で水煙が美しい。本物の燈籠は東大寺大仏殿の前にある。天平勝宝4年(752)の大仏開眼にあたり造立されたものと考えられている。

 

京都府立植物園の紅梅 1


京都府立植物園で見つけたジョウビタキ(雄)。冬鳥の代表で、東京でもよく見かける。


京都府立植物園近くの鴨川で見つけたヒドリガモ(雄)。後楽園にも冬期、現れることがある。



京都府立植物園の紅梅 2


京都府立植物園近くの鴨川にダイサギがいて、お得意のポーズをとってくれた。


宇治川の京都外環状線の高架下で見つけたイソヒヨドリ(雄)。住環境の悪化からか、海岸の別荘地(岩場)を離れ、川の中流域のビルや高速道路の高架下などにねぐらを求めるようになってきたという。




<追記>

「城南離宮と西行」で紹介した安楽寿院の「石像阿弥陀三尊像」について。(残りの一面は京都博物館にあるらしい)と書いたが、2015年3月6日(啓蟄)の日に京都国立博物館「西の庭」で発見した。さすがに博物館に運ばれただけあって、安楽寿院の損傷の激しい石仏に比べて綺麗だ。解説文とともに掲載する。こういう発見があると嬉しい。


平安時代後期 12世紀

京都市伏見区竹田町付近で出土

阿弥陀如来を中心に、観音菩薩と勢至(せいし)菩薩があらわされています。平安時代後期には、死後に阿弥陀の世界へ行くことをひたすら願う浄土教が流行し、このような阿弥陀三尊が多数作られましたが、石像は珍しいものです。


2014年10月14日に竹田の「安楽寿院」で撮影。比較のために再掲載する。これはこれで神々しい。

 

日本では自然石を大小3つ並べて「三尊石」とする独自の文化が発達したためか、平安時代までは石像文化が未発達だった。中尊にどの仏を持ってくるかによって「阿弥陀三尊」の他「釈迦三尊」「薬師三尊」などがある。