永源寺山門の紅葉


永源寺と湖東三山

 

永源寺は臨済宗の寺院で、湖東三山は天台宗の寺院である。

 

永源寺

永源寺は湖東の山間にあり、康安元年(1361)近江守護職佐々木氏頼が寂室元光禅師をこの地に迎え、伽藍を建て開山した。

 

百済寺(ひゃくさいじ)

百済寺は今から約1400年前、推古14年(606)に、百済人のために聖徳太子の御願により建立された県内最古級の寺院だ。寺伝によれば、奈良の法隆寺の建立より1年早く建てられたことになる。

 

西明寺

西明寺は平安時代初期の承和元年(834)、三修上人が仁明天皇の勅願により創建された古刹だ。信長の焼き討ちを逃れ、本堂や三重塔は鎌倉時代の代表的な建造物で国宝に指定されている。

 

金剛輪寺

金剛輪寺は天平13年(741)、聖武天皇の勅願で僧行基により開山された。境内では国の重要文化財に指定されている三重塔や二天門の他、明寿院の池泉回遊式庭園は湖東三山随一の名園古庭であり、国の名勝にも指定されている。



上の2枚の写真は永源寺。紅葉は湖東三山より進んでいた。

 


上の2枚は百済寺。百済寺は紅葉が遅いようだ。

 


上の2枚は西明寺。国宝三重塔に突然野生のサルが出現。猫に小判ならぬ「サルに国宝」。

 


上の2枚は金剛輪寺。国指定名勝「明寿院」庭園は宣伝は少ないが、隠れた名庭。桃山時代、江戸初期、江戸末期の三庭園からなる。